ぼくが小学生の頃は日本カメラショーという名前だったと思うけれど、ものすごく憧れていたのに見に行く機会はついになかったです。まだ横浜に住んでたから無理じゃなかったはずなのに。なんでだろう。
そのあと引っ越して佐渡に住むようになり、次に上京するときには写真をいったん止めちゃうから、結局カメラショーに純粋な客として行ったことないかもしれません。
子どもの頃に想像していたのは、各メーカーがカメラの未来を提案している様子。P.K.ディックの小説みたいに、朝起きると写真と音楽と新聞がひとつの画面に現れて、体調や気分や趣向に合わせてそれが変わっていく・・・
これiPadだ!!
いままでカメラを見てきて「うぉ、未来だ!」と思ったのは、まずキヤノンがT90を出したとき。デザインが未来を感じさせました。
次がEOS 5QD(フィルム)の視線入力。この後どんな進化をしていくんだろうとワクワクしました。
そのあとはX100のハイブリッドビューファインダーを見たときかも。「電子レンジとウォークマン以来の衝撃!」と言ったくらいだから。
そんなこと思い出しながら、いまKeynoteに向き合っています。
今年の目標があって、写真を順に並べてカタログデータやメニューの拡大図を混ぜながら展開していくというようなスタイルを過去のものにする、新しい見せ方を提案したいということ。たぶんリコーのステージはそれに近いことができると思います。
もうひとつは、拍手か歓声が上がるような瞬間を作りたいということ。それも「思わず」という感じで。
上の写真はシグマのsd Quattro Hで撮りました。
こちらは、ミニマルで洗練されたプレゼンにしたいと思っています。
では、初日を狙って参戦します(笑)
初日は気負って時間読みが甘かったり、トラブルが多いのは確かですが、その代わりに熱があってよかったと言ってくださる人も少なくありません。ロックコンサートなども、よくそう言われています。
スペルの間違いなど修正できるため、ビデオを撮るなら二日目にしてほしいなと思うことはあります。
初日より二日目と行った具合に、トークも磨きがかかるのでしょうね。